絵本制作日記 3 結局わからない

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自分が1人で生きていると考えるか、1人じゃないと考えるかは
それが正しいか間違いかとは関係なく、個人の了見だと思う。

最終的には最も正しい答えに辿り着くわけではないということを、
そもそも正しい答えなどない、ということをきっと誰もが知っている。

結局わからない、という答えを
それが答えだと思えないかぎり、思考は永遠に続く。

占いや宗教やスピリチュアルなんとかなどは
そこには答えがあるのではなく、あるのは他者が与えてくれる思考停止。
考える事をやめることで安心できるのだろう。

この本には明確な答えがない。

どのページから読み始めても良いし、
どのページで終わっても良い。

続けて読めば最後のページと最初のページが繋がって
永遠にループしていく。

これはトリックではなく、
それが人の営み。

この本のタイトルは「1+1=1」
答えが1になっているけど
普通は答えは2。

間違った答えという結論に辿り着くのか、
答えが1になるまで思考を続けるか

描いた僕自身は

結局わからない



プロフィール

KADO

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門 秀彦/かどひでひこ
コミュニケーションとしてのアート表現や手話をテーマにした[HAND TALK]をコンセプトに、絵本や絵画作品の制作の他、国内外でのワークショップや、ミュージシャンとのライブペインティングを行う。最新作は絵本「ハンドトークジラファン」。
その他、 NHK「みんなの手話」、フジテレビ「モアセブン(めざましテレビ)」等のアニメーション作品の制作、手話アートブック、エッセイ等の著作があり、宮本亜門、佐野元春、HY、大沢誉志幸等のアートワークを手掛けるなど、創作は多岐に渡る。

門 秀彦 ウェブサイト[KADO4LIFE]
http://www.kado4life.jp

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